津観音|宝物(仏画)

津観音の宝物

津観音の宝物|仏画

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虚空蔵菩薩像

虚空蔵菩薩像

虚空蔵菩薩は空海が唐より伝えた「虚空蔵求聞持法」の本尊である。求聞持法とは、虚空蔵菩薩の権能する自然智を得て、記憶力の増大を求める独特の修法である。伝統的な仏画の賦彩技法による的確な姿態の把握、着衣に施された細緻な金泥文様からして、鎌倉時代後期に遡る価値ある優品です。

鎌倉時代 絹本著色 111.6×59.6

大威徳明王像

大威徳明王像

大威徳明王は五大明王の一尊として西方に配され、独尊としては調伏法、戦勝祈願の本尊としても信仰された。立像形式の大威徳明王の珍しい遺品で、永禄5年(1562)に大宝院に伝わったものです。

室町時代 絹本著色 114.0×63.5

弘法大師像

弘法大師像

椅子上に坐す弘法大師像を三副一鋪の画絹に描いた大幅で、高野山御影堂に秘仏として安置される「真如法親王筆御影」の転写本。数ある大師像の中でも古様を留める画格ある優品です。椅子の内側左右に小さく別筆で「泉涌寺 真言院」と墨書され、もと京都の泉涌寺 に伝来したものが、江戸初期に大宝院に伝わったものです。

鎌倉時代 絹本著色 141.1×111.5

十二天像

十二天像 十二天像

室町時代 絹本著色 4幅 各図71.0〜71.3×26.6〜27.1

十二天は天地日月、及び八方の護方天で、密教では両界曼荼羅や五大尊とともに重要な役割を果たす画幅である。表装の中廻しには、枝菊および足利将軍家の家紋である二引両を散らした紫地の裂地を用いており、6代将軍義教のとき観音寺塔頭であった恵音院が足利家の祈願所となった際の遺品です。

愛染明王像

大威徳明王像

愛染明王は、愛欲を菩提心に至らしめる功徳があるとして、平安後期以降篤く信仰された。本図は粗い絹の画面いっぱいに像と諸宝を描く。肉身は朱色で輪郭を墨線で描き起こす。制作年代は画絹や賦彩技法からして、室町初期と判断される。

室町時代初期  絹本著色 96.4×56.1